第37回「いろいろと」

こんばんわ、社会派漫画家大井昌和です。


今日、打ち合わせをしていた編集さんに言われたのが、
大井は社会派な漫画を描きたい人だと会うまでは思っていた、と言われました。
今まで編集さんに評されたものと、また違う方向でおもしろかったです。
ちなみにこれまでは「器用貧乏」「10年生まれるのが遅い」などなど
かなり前向きな評価を頂いておりましたが、
これからは社会派で。


ちなみに、会ったあとの評価は「オタクだなあ」ということらしいです。
ありがとうございます。


・最近のお仕事
「今日から桜田ファミリア」
今日アップ。今回は小五の男子の話です。小五ってこんなだなあ、と描いて提出したら、
大井さん子供いるの?と疑われてしまいました。
「ちいちゃんのおしながき」ライオリ版
ペン入れ中。今回は二色ページを久しぶりに貰えたので、4コマのお仕事を頂くようになってからずっと4コマ漫画でやりたかったことをそろそろやってみよう、と思いやってみました。
ある程度イケルと思っていたのですが、担当さんが「このやり方の4コマは今まで何故無かったのかなあ」と言ってくれて割と好感触だったので嬉しかったです。
「女王蟻」
単行本制作を開始中。担当さんやいろんな人に頑張って頂いているので、大井はもっと頑張って良い単行本にしたいです。
来月に出ます。


・ラジオ
アシスタントに来ていただいた方に伊集院のラジオの録音をお貸ししたら、島本和彦のラジオの録音を貸してくださいました。
が、昔。某漫画家のオールナイトニッポンで痛い目を見たので聞くかどうしようか迷っていたのですが(一人しかいないけどそんなの)
聞いてみたらこれが面白くてびっくり。
漫画家なのにこんなにしゃべりがうまいなんて・・・。
マルセ太郎かあんたは、と。
マルセ太郎の「泥の河」を見たときこんな芸もあるのだなあ、と感動したのと同じ感動をこのラジオで感じました。要は漫画を紹介するラジオなのです。)